競合他社に顧客が流れているかも? ホームページにおける競合把握の重要性
「ホームページにおける競合把握の重要性」についてご説明致します。
貴社が提供する製品やサービスの市場には競合が存在していると思います。
事業をしている以上は競合に勝ち、顧客には貴社を選んでもらいたいですよね。
通販で商品を購入した際に「数ある中から当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます」というメッセージが添えられていることがありますが、これは切に感じることです。
数ある企業の中から貴社を選んでもらうために必要なことは競合把握です。
事業計画の策定時には漏れなく落とし込んでいたでしょうし、事業をスタートしてからも競合の存在は適宜チェックしていることと思いますが、本記事でお伝えする競合把握はホームページ(ショッピングサイトも含む)における戦略の話になります。
貴社のホームページは競合を把握したアプローチが出来ていますか?
それでは競合把握が大切な理由についてご説明していきます。
目次
なぜ競合を把握する必要があるのか?
顧客は相対的に判断して貴社を選びます。
顧客が検討している製品・サービス・会社は一択ではありません。
例えばネットショップでいえば、以下の要素を考える必要があります。(※一例)
- 欲しい商品は揃えているか?
- 見たい商品画像を用意できているか?
- 知りたい商品情報を載せられているか?
- 納得のできる価格に設定されているか?
- USPはあるか?
これらの要素が競合他社よりも劣っていれば、本来購入してもらえるはずだった顧客が競合他社に流れてしまいます。
いわゆるチャンスロスですね。
《〈和〉chance+loss》売り上げを伸ばす機会があったにもかかわらず、商品そのものが不足しているために、本来得られたはずの利益を逃すこと。機会ロス。機会損失。
出典元:チャンスロスとは – コトバンク
これはネットショップに限らず、どのようなWEBサイトでも共通しています。
「貴社のWEBサイトが競合他社よりも弱ければ、チャンスロスが生じている可能性が高い」
ホームページを事業に活用していきたいと考えるのであれば、このように認識しておかなければなりません。
顧客の購買行動を知り、何をすべきかを考える
そもそもの主意といえる「目標達成」を目指すために、競合を知るのと同時に顧客を知ることも大切です。
顧客が購買に至るまでのプロセスを示したフレームワークがあります。
色々なフレームワークがあるのですが、今回はAISCEASを例に挙げてみます。
AISCEASとは、購買行動プロセスを説明するモデルのひとつ。「アイセアス(提唱者による呼び方/愛せ明日)」もしくは「アイシーズ」と読み、AISASと同様にインターネットの普及後の購買行動を表しているのが特徴である。
AISCEASでは、購買行動プロセスとして、以下の7つがあるとしている。
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Comparison(比較)
- Examination(検討)
- Action(購買)
- Share(情報共有)
着目して頂きたいのが、検索・比較・検討のフェーズです。
スマートフォンでいつでもどこでも気軽に必要な情報にアクセスできる時代だからこそ見落とすことができません。
検索ユーザーは貴社のホームページに訪れるのと同時に競合他社のホームページもチェックしており、比較・検討をしているのです。
このようなフレームワークを活用し顧客が貴社で購入するまでにどのような背景が考えられるのかを押さえることで、競合を理解することにも役立ちます。
- 競合はどのフェーズでどういった施策をしているのか?
- それに対して自社はどういったアプローチをとるべきなのか?
こういったことを考える必要があります。
競合を把握し、適切なアプローチをとる
ホームページはやみくもに運営していても目標達成には至りません。
ユーザーの検索・比較・検討フェーズは、競合を把握することによって講じるべき施策が見えてきます。
これまでに競合分析をしたことがなく、そもそもホームページを構築した段階で競合分析をしていなかった企業様であれば、競合分析をすることによって課題が山積みになるかもしれません。
その際はゴールに近いものから着手することが大切です。
「この施策は目標達成にどのくらい貢献するのだろうか?」ということを考えながら、改善効果の大きいと考えられるものから優先順位をつけて取り組んでください。
ECスプレッドでは競合に勝つための戦略的なホームページ制作、WEB強化支援を行っております。
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