ホームページ制作は目的の明確化がファーストステップである理由

ECスプレッドの菅原です。

「ホームページを制作しよう」「ホームページが古くなってきたのでリニューアルしよう」と考えたとき、「ホームページを制作する目的」は定まっているでしょうか

 

「そんなことは当然じゃないか」と思われたかもしれません。笑

 

ホームページ制作におけるファーストステップは「目的の明確化」になります

本記事でお伝えしたい「目的の明確化」とは、「貴社の理想とするホームページを、満足のいく形に仕上げるための方向性確認」という意味合いになります。

まずはこの点を改めてご確認頂いた上で、制作会社選びに入って頂ければと思います。

目的の明確化はWEB活用の羅針盤

ホームページを制作する主目的は、十中八九ビジネス活用になると思います。

そして「ビジネス活用」と一口に言っても、そのビジネスによってアプローチは千差万別です。

まずは貴社がWEBをどのように活用していきたいかという「目的」を認識しておく必要があります

目的を定めることがWEB活用の羅針盤となります

ホームページの制作目的を3つのパターンに分けて考えてみます。

  1. 業績を伸ばしたい
  2. 会社(店舗)のイメージを伝えたい
  3. 最低限の情報を伝えたい

※これより取り上げる「業種」は、私がパッと思いついたものをピックアップしただけですので、あくまでも一例に過ぎません

 

1.業績を伸ばしたい

  • 適するタイプ:WEB活用による事業への結びつきが大きいビジネス
  • 業種の一例:ECサイト、住宅、不動産、歯科医院、士業など

購買行動プロセスの一環で、WEB施策が顧客の意思決定に大きな影響を及ぼすビジネスが当てはまるといえます。


3つの中で最もWEBに力を入れるべきタイプです。

ECサイトは「集客→接客→販売」まですべてWEB上で行うビジネスですので、WEBに関わるあらゆる要素が業績に直結します。

 

住宅、不動産、歯科医院、士業などは顧客が「WEBで情報収集を行い→比較・検討を行い→成約」という流れになっています。

この流れの中で、自社を選んでもらうための情報発信をどれだけ戦略的に行うことができるか(=WEB施策)が業績に影響を及ぼします

同様の観点で、WEBを効果的に活用することにより業績に貢献できる職種は他にもたくさんあります。

 

業績を伸ばすためのホームページは「マーケティングの提案が出来る制作会社」を選ぶ必要があります

 

2.会社(店舗)のイメージを伝えたい

  • 適するタイプ:WEB活用による事業への結びつきがそこそこ大きいビジネス
  • 業種の一例:飲食店、美容室、小売などの店舗ビジネス

購買行動プロセスの一環で、WEB施策が顧客の意思決定をアシストするビジネスが当てはまるといえます。


このタイプは、1ほどWEBに重きをおく必要のないビジネスを想定しています。

飲食店を例に挙げてみます。

飲食店がホームページに力を入れようとして、他店のリサーチをしたり、SEOを考慮したブログ更新をしたり、料理やドリンクの情報を詳細に掲載したり…

このように自店のWEB施策を抜かりなく行ったとしても、顧客にしてみればそれほど重要なことではありません

自店のホームページを持っていなくても「食べログ」や「ぐるナビ」のようなプラットフォーム的なWEBサイトもありますし、「Googleマイビジネス」のように電話番号や地図や営業時間などの基本情報にすぐさまアクセスできるサービスもあります。

顧客の求めている情報がそこで事足りてしまえば、ホームページに訪問する必要はありませんよね

ですので、飲食店のホームページは「会社(店舗)のイメージ」と「基本的な情報」を揃える程度で充分だったりします。

 

美容室、小売などは飲食店とまた勝手が違いますが、それでもBtoCの低単価ビジネスは顧客が他店にスイッチすることが容易なので、WEB施策が決定打とはなりにくい傾向にあります

そしてビジネス全体を考えれば、他の業務がたくさんある中でホームページばかりに注力するワケにもいきませんよね。(※もちろん戦略次第です)

 

会社(店舗)のイメージを伝えるホームページは「デザインの提案が得意な制作会社」を選ぶと良いでしょう

 

3.最低限の情報を伝えたい

  • 適するタイプ:WEB活用による事業への結びつきが小さいビジネス
  • 業種の一例:公共工事業、請負業など

WEB施策をほとんど必要としないビジネスが当てはまるといえます。


分かりやすくいうと、ホームページが無くても特段困らないビジネスを行っている企業様です。

基本的な会社情報を載せることと、採用情報で求職者に「この会社で働いてみたい」と思ってもらうための情報発信があれば十分といったところでしょうか。

ホームページを活用して採用に結びつけるための取り組みについては、こちらの記事を参考にして頂けたらと思います。


最低限の情報を伝えるためのホームページは「費用の安い制作会社」や「フリーランスのWEBデザイナー」で充分だと思います。

ただし、「安かろう悪かろう」な制作会社は存在していますので、その点だけご留意頂ければと思います。笑

 

目的を明確にしなければ満足のいくホームページに仕上がらない

目的を明確にしないまま制作会社に依頼をした場合、以下のような弊害が生じる可能性があります

  • 制作費がムダに高くなる
  • リソースのない会社に依頼をして失敗する

 

制作費がムダに高くなる

例えばタイプ的に「3. 最低限の情報を伝える」が適当なビジネスで、「1.業績を伸ばしたい」という目的意識を持ちホームページ制作を依頼したとすれば、大して機能しない施策まで盛り込まれ、制作費が高くなってしまう可能性があります

目的に沿ったホームページで充分ですし、それに見合った費用以上は支払いたくありませんよね。

検討の際は納得のできる制作内容と制作費を示してもらうことが大切です

 

リソースのない会社に依頼して失敗する

「WEB制作会社」と一口に言っても、得意不得意があります

例えばECサイトを作ろうと思ったときに、WEBマーケティングの知見がないデザイン系の制作会社に依頼したとすれば、見た目にキレイなサイトが完成したとしても、恐らく売れるサイトにはならないでしょう

また「知り合いがWEB制作をやっているからそこに頼もう」というケースもあると思いますが、の会社に貴社の理想とするホームページを形に出来るリソースがあるとは限りません

どこの会社も依頼を受ければ「できません」とは言わないと思います。

ですので、目的を基準に制作会社を選ばなければ失敗する可能性があります

 

明確になった目的を持って制作会社に相談を

今回3つのパターンでご紹介しましたが、これらはあくまでも傾向の話であって、必ずしもこの通りに集約される訳ではありません。(※特に業種)

例えば美容室であれば「1.業績を伸ばしたい」という目的を持つことも大有りです。

美容室は飲食店よりもニーズが細分化されていないので対象となりうる顧客の分母が大きく、WEBに力を入れる価値があります。

ただ実際問題、すべての美容室や店舗ビジネスがWEBに力を入れられる資源(人手、資金、時間など)があるわけではないので、本記事では「2.会社(店舗)のイメージを伝えたい」に括って説明させて頂きました。

 

いずれにせよ「目的をしっかりと定めること」が大切です

  1. WEBを活用して業績を伸ばしたいのか?
  2. WEBで会社(店舗)のイメージを伝えたいのか?
  3. WEBは最低限の情報があれば良いのか?

 

まずはこの3パターンから、自社のホームページはどこを目指すのかを考えて頂ければと思います。

「自社のビジネスにWEBをどのように活かせるのだろう?」という漠然としたイメージしか持てないかもしれませんが、青写真は描けなくても大丈夫です◎

貴社の目的を形にするのが私たちWEB制作会社の仕事です